早いもので、株式会社明宝家は2021年で設立から9年目を迎えようとしています。これは、ご愛顧くださる皆様と、地域おこしの志を理解し支えて下さる皆様のおかげでございます。この場をお借りして御礼申し上げます。
今後も、手作りの良い品をより多くのお客様へお届けし、また地域の力となれますよう、より一層精進してまいります。ぜひ、鶏ちゃんの里、そして「手作りの里・明宝」へお越し下さい。
代表取締役 蒲 昌範
会社名 | 株式会社 明宝家 |
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運営責任者 | 蒲 昌範 |
所在地 | 〒501-4307 岐阜県郡上市明宝気良47-3 |
TEL | 0575-87-9001 |
FAX | 0575-87-2188 |
設立 | 2012年4月17日 |
資本金 | 1000万円 |
MAIL | info@meihoya.com |
営業時間 | 10:00~16:00 |
定休日 | 土・日・祝 |
事業内容 | 食肉加工・製造 |
主取引先 | 明宝特産物加工株式会社 株式会社明宝マスターズ めいほう高原開発株式会社 株式会社水の町まち郡上八幡 流響の里 郡上大和総合開発株式会社 道の駅パスカル清見 株式会社イノセント クックラひるがの めぐみの農協協同組合 飛騨牛養老ミート販売株式会社 株式会社しとろり 株式会社岐阜県名産販売 |
(中日新聞 平成19年11月6日)
岐阜県郡上市明宝で“鶏ちゃん”を世に広める活動が始まったのは平成19年。
当時、東海北陸自動車道ができて明宝を訪れる人が少なくなったこともあり 「少しでも明宝に人が来てもらえるようにできないか」、 「明宝ハム・明宝ケチャップに続く特産品を作り出したい」、 そして
「地元では当たり前のように食べられている鶏ちゃんを広く知ってもらいたい!」
という思いから、郡上市商工会明宝支部長でもあった社長の小池と有志が集まり、明宝は「鶏ちゃんの里」だと銘打って活動を始めました。
めいほう鶏ちゃん研究会のはじまりです。
研究会では、「鶏ちゃんの里マップ」を作成してスタンプラリー形式で食べ歩きをしていただいたり、地域のイベントで何種類もある明宝の鶏ちゃんの食べを開催したりと、地道に“鶏ちゃんで地域を元気にする”活動を続けていきました。
そんな活動の積み重ねが認められ、平成22年にB-1グランプリ出展できる愛Bリーグ(一般社団法人 ご当地グルメでまちおこし団体連絡協議会)本部加盟団体となり、この年に神奈川県厚木市で開催された第5回B-1グランプリに出展できることになりました。
(平成22年9月、厚木市で開催された第5回B-1グランプリ。初出展で右も左もわからない状態のまま、5,300食があっという間に売り切れました)
(平成23年、姫路市で開催された第6回B-1グランプリ。大会2日目提供開始前にもお客様の列ができました)
初出展に向けて、いよいよ鶏ちゃんの“味”が課題になりました。明宝は人口2,000人を切るほどの小さい地域ですが、鶏ちゃんを提供しているお店が16軒(当時)もあり、研究会ではそれぞれの“味”を生かして、違いを楽しんでいただく活動を続けてきたのです。しかし、B-1グランプリには「明宝を代表する」鶏ちゃんで出展し、明宝という地域を全国に向けてPRしなくてはなりません。
そこで、研究会では新たな“味”の開発を始めました。もちろん「鶏ちゃんの里」を名乗るぐらい“鶏ちゃん”が根付いている明宝ですから、
【地元らしい味】を大切にし、さらに【鶏ちゃんを初めて食べる方にも食べやすいこと】に配慮し、開発は進みました。
試行錯誤の結果、郡上の地みそをベースにしたタレに、国産若鶏のモモ肉とムネ肉を漬け込んだコクと深みが特徴の「めいほう鶏ちゃん」が完成しました。この“味”で、B-1グランプリin厚木(平成22年)以降、姫路大会(平成23年)、北九州大会(平成24年)、豊川大会(平成25年)、郡山大会(平成26年)、十和田大会(平成27年)、B-1グランプリスペシャルin東京臨海副都心大会(平成28年)、明石大会(令和元年)に出展を重ねて現在いたります。
(平成24年7月9日 加工所開所式)
平成24年4月。研究会のメンバーが主な株主となり、株式会社 明宝家を設立しました。7月には本社所在地に加工場を開き、「めいほう鶏ちゃん」の加工、販売をはじめました。
B-1グランプリ出展の味を真空パックの商品で購入したい、というたくさんの声にお応えできるようになり、同時に地域おこしの目標の一つ、雇用を生み出すことを達成させました。
当時、たった一人の正社員ではあるものの地元の若者を雇い入れて“めいほう鶏ちゃん”の明宝家はスタートしたのです。
明宝家は、「めいほう鶏ちゃん」を通じて「鶏ちゃんの里」としての明宝をPRし、さらなるイメージアップをめざします。そして、今後も事業を大きく育てることで更なる雇用を生み出し、地元の若者がより多く、ここ明宝で暮らしていけることを目指しています。
※郡上市明宝の人口は、平成30年9月現在1,670人程度です。