素材は美味しさの原点。誰もが一緒に囲める料理であるよう、柔らかくジューシーな国産鶏を使用しております。また安心して食べてもらえるものを目指し、鶏肉の仕入れ先も厳選しております。ご要望により、素材肉は出荷元まで追跡が可能です。
鶏ちゃんの味の決め手となるタレにもすべて国産の野菜を使っています。タレはニンニク、タマネギのすりおろし、生姜の搾り汁を混ぜ合わせたものに、砂糖、しょう油、ごま油と味噌を加えて仕上げていきます。タマネギが味を引き立ててアクセントになっているとともに、ニンニクなどで食欲増進効果も期待できます。
めいほう鶏ちゃん(みそ味)の最大の特徴は、「郡上みそ」が味のベースにあることです。
昔は家々で作っていた地みそ。郡上市白鳥町の大坪醤油株式会社は明治35年創業の蔵元。郡上の地みそを今もしっかり寝かせて醸造しています。めいほう鶏ちゃん(みそ味)は、地元さしさを強く感じられるこの「郡上みそ」を使用しています。
2018年に商品ラインナップに加わった「めいほう鶏ちゃん(醤油味)」のタレは、株式会社丸昌醸造場製の「淡口醤油」ベースです。地元では、炊き込みご飯やお吸い物には欠かせない、定番の淡口醤油として親しまれている味です。ただ色がうすくて塩分が強い淡口醤油ではなく、懐かしい香りとまろやかさがあります。
鶏肉のカット、タレづくり、充てんまですべて丁寧に手作業で行っていることも『めいほう鶏ちゃん』のこだわりです。明宝の鶏ちゃんはかってジンギスカン鍋で調理されていたこともあり、地元の人たちはあまり野菜の水分が出ない仕上がりを好みます。長時間火を通すと野菜の汁が出やすくなるため、できるだけ短時間で鶏肉に火が通るようにすることが必要。鶏肉は火がとおりやすいベストの厚みにカットされています。
『めいほう鶏ちゃん』は「めいほう鶏ちゃん研究会」という有志が地元の食資源を全国に届けようと生み出したものです。それまでお店や家によって様々だった味を、めいほう鶏ちゃん研究会加盟店が互いにレシピを公開し「これこそが明宝の鶏ちゃんを代表する味!」というものを作り出しました。店によっては、もっと辛いものや、味噌の味が強いものなど様々ですが、『めいほう鶏ちゃん』は幅広い世代の人に食べていただける味を目指しました。
「めいほう鶏ちゃん研究会」は2010年から連続でB1グランプリに出展しています。そして当社のめいほう鶏ちゃん(みそ味)は、会場で提供しているものと同じ味です。九州や東北など全国各地を大会で回らせてもらっていますが、どの会場でも、皆さまに大変ご好評をいただいています。「郡上みそ」を生かした鶏ちゃんの味は、初めて口にした方にもどこか懐かしさを感じて親しんでいただける味です。